雇用問題とワーキングプア
生活保護を受ける対象となるのは、仕事をすることができず、収入が得られない人達です。
ただ、いくら仕事があっても、その収入だけで生活が立ち行かないケースもあり、これらも生活保護の対象となります。
こういった人達は「ワーキングプア」と呼ばれています。
このワーキングプアも、雇用問題の中のひとつとなっています。
ワーキングプアは、基本的には正社員ではなく非正規雇用の人達で、収入が生活水準に追いついていない状態の労働者を指します。
重要なのは労働時間で、正社員並かそれ以上の時間拘束されているにも拘らず、生活が困難な状況にある人が対象となります。
つまり、他のアルバイトと掛け持ちができない状況で、生活がままならないというケースですね。
ワーキングプアは、失業率の増加とはまた違った意味で、日本における大きな雇用問題となっています。
主な原因は、事業主、企業側の人件費削減ですね。
安い賃金で働かせる事で、人件費を浮かせ、支出を減らす。
労働体系の基本ではありますが、それが度を過ぎると、ワーキングプアが増加してしまいます。
最大の問題は、ワーキングプアの改善がかなり遅れているという点にあります。
失業者に対するケアや、障害者に対する支援が優先されている事で、「仕事がある」という一点を理由に、ワーキングプアは「まだマシ」と認識されているのです。
この認識は必ずしも正しくはありません。
ワーキングプアは、過労死をはじめ、多くの犠牲を出してしまいます。
また、多くの労働者にあてはまるものであり、非常に重要な問題なのです。
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