雇用問題と自立支援プログラム
ニートやワーキングプアなどの問題は、単純に景気対策さえ行えば解決する問題というわけでもありません。
一度その状況に陥った場合、それを抜け出すのは、単に周囲の環境の改善だけではなく、自らの意識も変わらなくてはならないのです。
ニートに関していえば、仕事がないからニートになった、という人がかなり多いと思われます。
とはいえ、実際に仕事が増えたからと言って、全ての人がそこから立ち直れるわけではありません。
既に無気力化してしまって、仕事をする意欲が失われている可能性も十分にあるのです。
ワーキングプアにしても、景気が回復したところで、事業主がその雇用体系を継続する可能性は否定できません。
重要なのは、周囲の環境改善に合わせ、それぞれの意識も変わるように支援する事です。
こういった雇用問題の改善策として、自立支援プログラムというものが2006年から実施されています。
これは、単純にニートやワーキングプアの支援を行うだけではなく、その周囲の環境に適応できるような支援を行うというものですね。
たとえば、障害者となり入院していた人がいるとして、その人が今後も自分の住む地域で幸せに暮らしていくためには、その地域が障害者にとって済みやすい場所である事が重要です。
そのため、地域における各施設にバリアフリーなどの改装を行ったり、各職員に対しての意識を高めるような集会を開いたり、といった試みを行っていくのが、自立支援プログラムです。
これは、様々な雇用問題の解決につながるアプローチといえます。
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